
頭痛やめまい、立ちくらみがする
頭痛やめまい、立ちくらみがする
頭痛、めまい、立ちくらみは、一般的に脳神経系や循環器系、耳の中の異常などが原因で発生することが多い症状です。これらの症状が併発する場合、原因が複数の疾患に関連していることが考えられます。頭痛は通常、脳の血流や神経の異常、筋肉の緊張などが原因で発生します。めまいや立ちくらみは、内耳の問題や血圧の低下、貧血などが関与する場合があります。
片頭痛は、片側の頭部に強い痛みを感じることが特徴で、しばしば光や音に敏感になり、吐き気を伴うこともあります。片頭痛の発作中にめまいや立ちくらみが現れることがあります。発作の前兆として視覚的な異常(キラキラやぼやけた視界)が現れることもあります。
緊張性頭痛は、首や肩の筋肉の緊張によって引き起こされることが多い頭痛です。ストレスや長時間の姿勢が悪い状態が原因となり、頭部全体や首筋に圧迫感を感じることがあります。めまいや立ちくらみがともなうこともあります。
貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が低下することで、十分な酸素が体全体に供給されない状態になります。貧血により、めまいや立ちくらみが生じることがあります。特に立ち上がったときに起こることが多いです。貧血が進行すると、頭痛を引き起こすこともあります。
低血圧は、血圧が正常より低くなる状態です。立ち上がったときに血圧が急激に低下し、めまいや立ちくらみが生じることがあります。この症状は「起立性低血圧」とも呼ばれます。低血圧が原因で頭痛が生じることもあります。
自律神経失調症は、体の調節機能を司る自律神経のバランスが崩れることによって引き起こされる症状群です。自律神経が乱れると、めまいや立ちくらみ、頭痛が現れることがあります。特にストレスや不規則な生活習慣が関与していることが多いです。
内耳の異常が原因で、めまいや立ちくらみが発生することがあります。例えば、良性発作性頭位めまい症(BPPV)やメニエール病などの内耳疾患が関与することがあります。これらの疾患では、頭を動かした際に急激なめまいや立ちくらみが現れることがあります。病状に応じて、耳鼻科に紹介致します。
脳血管障害(脳梗塞や脳出血)は、脳への血流が不足することで発生する疾患です。これにより、頭痛、めまい、立ちくらみが現れることがあります。脳血管障害は命に関わることがあるため、早期の診断と治療が重要です。病状に応じて、神経内科や脳神経外科に紹介致します。
糖尿病の患者さんでは、高血糖や低血糖が原因でめまいや立ちくらみが生じることがあります。低血糖の場合、血糖値が急激に下がることにより、意識がもうろうとしたり、頭痛やめまいが現れます。高血糖でも、体の調節機能がうまく働かず、症状が現れることがあります。
症状や生活習慣、過去の病歴を詳しく伺います。具体的には、頭痛の種類や頻度、痛みの場所、めまいや立ちくらみの発生タイミング(急に立ち上がったとき、長時間同じ姿勢をとったときなど)を確認します。また、ストレスや睡眠、食事などの生活習慣も影響を与えることがあるため、これらについても尋ねます。既往歴として、高血圧や糖尿病、脳卒中などの病歴、家族に同様の症状があるかも確認します。
血液検査は、貧血や糖尿病、高コレステロール、腎機能、電解質異常など、全身の状態を把握するために行います。特に、めまいや立ちくらみが続く場合は、血液の酸素運搬能力や血糖値、ホルモンのバランスを調べることが有効です。
立ち上がった際に立ちくらみが起こる場合、血圧の低下が関与していることがあります。特に起立性低血圧や自律神経の異常が疑われる場合、血圧を測定し、変動を確認します。
頭痛やめまい、立ちくらみが神経的な問題に起因している場合、脳の画像検査が有用です。CTスキャンやMRIは、脳卒中や脳腫瘍、脳の血管障害を調べるために行います。
頸動脈の動脈硬化や血管狭窄が原因でめまいや立ちくらみが発生することがあります。頸動脈エコーは、血流を確認できる非侵襲的な検査で、血管に異常がないかを調べます。
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