2025年3月03日

脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていればよいのですが、脂質や糖質を摂り過ぎていてさらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えられます。
お酒の飲み過ぎが肝臓に悪いことは一般的に知られています。しかし、実は日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。
従来、脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで心配のない病気と考えられていましたが、狭心症や心筋梗塞など心疾患の合併率が高く、生活習慣病の温床となることがわかってきました。
脂肪肝には痛みなどの自覚症状がありません。ただ、脂肪肝になるといわゆる「ドロドロ血」になり血流が悪くなるため、全身の細胞に酸素と栄養分が補給されなくなり、疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするといった症状が出ることもあります。
思い当たる人は、血液検査を受けてみましょう。
生活習慣が原因の脂肪肝は、生活習慣を改善すれば治ります。食事療法、運動、禁酒を行い、肝臓にたまった中性脂肪が減り、肝機能の回復を目指しましょう。
